2023年のNHKの大河ドラマ「どうする家康」。松本潤さんが主演で徳川家康を演じるし、脚本が古沢良太さんなのでとても楽しみにしていました。
1月9日に初回放送がありましたが気になったのはCGの是非。
「CGがしょぼい」「CGがひどい!安っぽい」「馬までCG」「ゲームみたい!」という意見が多かったです。
どうして「どうする家康」のCGはひどいやしょぼいと言われるものになったのでしょうか?なぜなのか理由について考察してみました。
【どうする家康】CGがひどいと言う声が多い!
2023年1月9日に「どうする家康」の第一回「どうする桶狭間」が放送されました。今回の大河ドラマは子役が演じる子供時代がなくいきなり家康である松潤が登場。初回で結婚もして子供までできてしまい桶狭間の合戦まで話が進みます。非常にテンポがよくてスピーディーですね。
家康の子供時代は母との別れや人質時代の苦労など見どころも多いので子役をやるかと思っていましたがいい意味で裏切られました。家康の寿命も長いので結構アップテンポでいかないと年末までに死ぬところまでいかないのかもしれません。
そんな「どうする家康」ですが良い感想ばかりではなく悪い感想もありました。その悪い感想で気になるのが「CGがしょぼい」「画面が安っぽい」「ゲームみたい」というものです。確かにCGが多様されていて気になりました。
なぜ「どうする家康」のCGが安っぽいと不評なのかについて考察してみました。
【どうする家康】CGがひどいのはなぜ?しょぼすぎる理由を調査!
「どうする家康」のCGについてですが「しょぼい」と言われる理由は、CGに力を入れた演出に視聴者の大河ファンが馴染めていないことが大きいと思います。
CGというか正式にはVFXというそうですがNHKは大河ドラマにVFXの最先端技術を実験的に使って演出をしようと考えているようです。
ですからロケや大規模セットの予算がないというわけではなく、あえてCGに力を入れていると考えられます。
本物の馬をつかって合戦のシーンを撮影する演出方法のノウハウはNHKの演出家さんにはたくさんあると思いますが、やはり新しい技術をどんどん試みたいという考えなのでしょう。
朝ドラと並んでNHKの看板である大河ドラマ。撮影には常に最新技術が投入されている。
演出統括の加藤拓氏によると、今回挑戦しているのが「バーチャルプロダクション」という技術。屋外でのシーンで実際に外に出るのではなく、役者の後ろの巨大LEDパネルに、CGで作り込んだ背景を映してスタジオで撮っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/32c4a3375672d086141f267c7bbcef202b198dbc
今回の大河ドラマの制作統括は磯智明さんというプロデューサーですが大河ドラマ「平清盛」のプロデューサーをされています。「平清盛」も演出が最初から叩かれ続けましたが、コアなファンからは名作といわれる大河ドラマとなっています。
主演の松本潤さんも脚本家の古沢良太さんも若くて大河ドラマの固定概念を壊して新しい家康像を作りたいと考えていると言っているようですので、演出も斬新なものとなるのではないでしょうか。
その分、昔からの大河ドラマファンには脚本だけでなく演出もついていけなくて、思っていたような作品ではないと否定的になってしまうかもしれませんね。
【どうする家康】CGはそんなに気にならないし良いという意見!
そんなどうする家康のCGですが否定的な意見だけではなく肯定的な意見も多かったです。
今回は巨大なオープンセットを作らずにCGのスクリーンの前で演技をするということですが、ハリウッドなどでは結構前からやっていることだそうですね。
実際ロケやセットで撮影するよりもVFXの方が実は精密に時代考証をして戦国時代を再現できると思うのであまり過去の演出手法にこだわらず、せっかくなのでこういうものと思ってみて楽しんだ方がいいような気がします。
まだ実験的な部分があるのでしょぼいと感じることが多いかもしれませんが、大河ドラマでつかっているうちにノウハウがたまってきて大河ドラマでも自然に超すごいCGが見れるようになるかもしれませんね。
VFXに視聴者も慣れてきたらゲームっぽい背景にも馴染んで、将来的には普通になるのではないでしょうか。
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