人魚のミイラが話題です。
2022年、倉敷芸術科学大学が岡山の円珠院というお寺所蔵の人魚のミイラをCTやレントゲンやDNAなど科学的に研究しており中間報告がなされました。
面白そうな研究ですね。
人魚が本当に存在したというオカルトの研究ではなく、科学や民俗学などの研究でどのようにして、なんのために人魚のミイラが作られて、用いられたのかを研究するそうです。
人魚のミイラの正体について調べてみました。
人魚のミイラの研究を倉敷芸術科学大学が報告!ニュースの気になる部分をチェック!
2022年4月11日に倉敷芸術科学大学が「人魚のミイラ」の研究について中間報告をしました。
へーそんな研究してるんだ!と感心。
そういえば昔人魚のミイラみたことあるんですよね。カッパのミイラだったかな・・・。
日本全国に人魚のミイラみたいなのはたくさんあるんでしょうか?
本物?ではないと思うのですが、どういうものだか知りたい気持ちはあります。
今回のニュースはまだ中間報告ということで、9月に結果発表となるそうですが、今回の中間発表だけでもいろいろ気になる部分がありました。
- 上半身は霊長類、下半身は魚類の外観
- 歯は肉食性の魚類を想起させる
- 内蔵がない
- 体毛には哺乳類のキューティクル
- 首と背びれに金属製の針が刺さっている
- 腕や肩、頬などには下半身とは形の異なる鱗が発見されている
上記のようなことが書かれていましたが、結局一体正体はなんなのでしょうか?
哺乳類と魚類をミイラにしてくっつけたのでしょうか?
一体何のためにつくったのか・・・
でも人魚のミイラがあるって言われると、面白そうなので値段によったら買ってしまいそうな気もします。
この機会に人魚のミイラについて正体や作り方など、いろいろ調べてみました。
人魚のミイラの正体は何?【画像あり】CTスキャンやレントゲン作り方に迫る!
人魚のミイラの正体は上半身は猿のような動物で魚の下半身をくっつけたのではないかと思います。
魚の方は一つではなくいろいろ寄せ集めているのではないでしょうか。
そもそも前提として人魚のミイラは、本物の人魚が存在したわけではなく、江戸時代に職人が猿と魚で作って、もの好きが購入していたものだとわかっています。
今回の倉敷芸術科学大学の研究では、その前提を元に岡山の円珠院にあった「人魚のミイラ」がどのようにして作られているのかや誰がなんのために作ったのかなどを研究しています。
研究で改めてわかったことは首と背びれを針で留めていたことや、鱗の種類が違っていたことなどでした。
人魚のミイラは頭が猿、下半身は鮭でつくっていたと言われていますが、倉敷芸術科学大学は現代の科学の力で検証しようとしています。
オランダに輸出された人魚のミイラ!人魚ミイラを作ったのは誰?
人魚のミイラは、江戸時代につくられ長崎の出島からオランダ商人が持ち帰ったものが、オランダの博物館に展示されています。
人魚のミイラは、昔の日本では見ると長生きする縁起物とされていたという伝承があります。
また江戸時代頃には人魚のミイラや他の妖怪のミイラが見世物小屋で見せるのが流行っていました。
漁師が作っていた人魚のミイラが、人気が出て専業の職人のような人々が登場したということです。
人魚のミイラを作っている人たちは、和歌山のあたりにいたとペリーの航海日誌の中にかかれています。
江戸時代の人魚のミイラは首が猿で体が魚で手がなかったのですが、輸出された人魚のミイラは西洋の人魚のイメージに合わせて手があるということです。
今回の倉敷芸術科学大学で研究している円珠院の人魚のミイラは手があるタイプなのか、手みたいに見えるのはヒレなのかちょっとよくわかりません。
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