今回は安倍晋三元総理大臣の選挙区の地盤を誰が継ぐのかについて取り上げます。
2022年7月8日に突然銃弾に倒れた安倍晋三氏。
実は安倍晋三氏には子どもがなく前々から後継者をどうするか問題が取り沙汰されており、まだ公になっていません。
安倍晋三氏は三代続く政治家一家ですし親族も政治家ばかり。
子どもがいなくても親族から後継者を出したいところではないでしょうか?
誰が安倍晋三氏の後継者になるのか調べてみました。
安倍晋三元首相死去により衆議院山口4区の後継者問題が浮上!
2022年7月8日安倍晋三元首相が銃撃されて死亡しました。
まだショックが抜けきれてはいませんし、安倍元首相の葬儀なども終わっていない段階でどうこう言うのは不謹慎かもしれませんが、気になるのは安倍晋三氏の選挙区の後継者は誰になるかということです。
実は安倍晋三氏の後継者選びは前々から課題になっており、まだ安倍氏は地盤を継がせる後継者が決まっていない状態のようです。
3世議員の安倍氏は祖父や父以来の固い地盤に守られ、選挙には滅法強い。しかし、安倍氏と昭恵氏に子供がおらず、総理を辞めて代替わりを準備しなければならない時期なのに、地盤を継がせる後継者が決まっていない。地元にも、派内にも、危機感がある」
週刊ポストセブン
一番の問題は安倍晋三氏に子どもがいないことです。
政治家の地盤を継ぐ世襲で実子か娘婿が継ぐのがわかりやすいし、選挙の支持も集めやすいというわけですが、安倍晋三氏には直系の子どもがいらっしゃらないんですね。
だったら身内でなくても信頼できる有能な人を立てればと思いますが、安倍晋三氏は父方も母方も祖父の代から続く政治家で首相経験者が出ている政治家一族。なんとしてでも地盤を身内に引き継いでいきたいところでだそうです。
特に安倍晋三氏のお母様の安倍洋子さんが政界のゴッドマザーとして後継者をどうするかに注目が集まっています。
いったい亡くなられた安倍晋三氏の地盤の選挙区、山口4区を継ぐのは誰なのでしょうか?
安倍晋三の選挙区の後継者は誰?衆議院山口4区の補欠選挙の自民候補の立候補者は誰になるのかを調査!
週刊誌などでは生前から安倍晋三氏の後継者問題に注目した記事が2018年頃から出ていました。
状況はそのころとだいぶ変わっていると思いますが、それを踏まえて安倍氏の後継者について考えてみたいと思います。
後継者候補は3名の甥の名前が上がっています。
- 安倍寛人氏(安倍晋三氏の実兄の長男)
- 岸信千世氏(安倍晋三氏の実弟の岸信夫防衛大臣の長男)
- 岸智弘氏(安倍晋三氏の実弟の岸信夫防衛大臣の長男)
一人づつ見ていきましょう。
安倍寛人氏
まず安倍寛人氏は、安倍晋三氏の兄の安倍寛信氏の長男です。安倍寛信氏は政治家にならず三菱商事パッケージング社長を務めています。
安倍寛人氏は慶應義塾大学を出て三菱商事勤務。
安倍寛人氏が後継者の最有力候補で安倍洋子さんも期待していました。
しかし安倍晋三氏は政治家を継ぐ気はないということで秘書官になる選びませんでした。
しかしもしかすると安倍晋三氏が銃弾に倒れて急に最期を遂げたことで、気が変わって叔父の後を継ぐ気になるかもしれません。
岸信千世氏
岸信千世氏は、安倍晋三氏の弟の岸信夫氏の長男です。
岸信夫氏は生まれてすぐに、安倍洋子氏の実家の岸家の養子になったので名字が違うのです。
岸信千世氏は慶應義塾大学を出てフジテレビに入社。
そんな岸信千世氏は安倍晋三氏から後継者にと期待されていたようです。父親の岸信夫氏は安倍晋三氏よりも若く今後もまだしばらく政治家として活動する人物ですし、それよりも先に安倍晋三氏の後継者を決めないと皆が安心できないという事情があるからだそうです。
岸信千世氏はフジテレビを止めて父親の岸信夫氏の秘書官になって政治家の道を歩み始めました。
しかし最近岸信夫氏の体調が悪くなり、最近では杖をついたり車いすに乗ったりする状態で、会見でも言葉が聞き取れなかったりと大丈夫かと不安になる場面が多くなっています。
岸防衛大臣の病気については以下の記事で詳しく書いていますので良かったら読んでみてください
もしかすると岸信千世氏は早めに岸信夫氏の地盤を継ぎ、信夫氏が引退する可能性も出てきました。
しかし、もしかすると安倍晋三氏が急に亡くなられたことで、一番後継者として即戦力となる岸信千世氏が父親ではなく安倍晋三氏の後継者となるかもしれません。
岸智弘氏
岸智弘氏は岸信夫防衛大臣の次男です。慶應義塾大学を出て三井不動産に就職されているということです。
安倍寛人氏と岸信千世氏のどちらも安倍晋三氏の後継者とならなかった場合は岸智弘氏を安倍家の養子にして跡を継がせようと安倍洋子さんは考えているのではないかと記事では書かれていました。
「洋子さんも最近では、寛信氏の長男が政治家を継がないという決意が固いから、残る岸家の次男を安倍晋三氏の養子にして継がせる考え方に傾いていると聞いている。
週刊ポストセブン
しかし安倍晋三氏が急に亡くなったことでまだ若く経験のない岸智弘氏がすぐに地盤が引き継げるかどうかという問題があります。おそらく年齢は28歳か29歳ぐらいで若いですし、いきなり政治家になれるのかどうか不安ですし、なにより本人の意思もありますからね~
安倍昭恵氏
まさかないとは思いますが安倍昭恵夫人が夫の後継者になって選挙に出る可能性も考えられます。
彼女は世の中の役に立ちたい気持ちが強い。それを満たすために今考えられるのが、政治家になるという可能性。安倍首相の体調が今後も回復せず、議員辞職となった場合、次の選挙に出られない事態も考えられるが、いまのところ安倍家の後継者は不在。昭恵夫人が山口4区でワンポイント出馬するのではないかと取り沙汰されています」(前出・政治部記者)
NEWSポストセブン
上記のように記事でも述べられており後継者が決まらなかった場合、安倍昭恵さんが出馬すると言い出すのではないかと言われています。
今回のように安倍晋三氏が銃弾に倒れたのですから、未亡人である昭恵さんには同情も集まるでしょうから選挙に出ても支持されるかもしれませんね。
周りが止めるのを聞かずにいろいろやられる人で型破りなファーストレディでしたからキャラクター的にそんなこともあるかもしれません。
衆議院の山口4区の補欠選挙は来年の4月実施
安倍晋三氏が亡くなられたことで選挙区の山口4区の補欠選挙が行われますが、これは2023年の4月に行われるのではないかと言われています。
本来なら補欠選挙は2022年の10月23日に行われるはずですが、現在最高裁で「1票の格差」を巡る訴訟が行われており、これが終わるまでは補欠選挙ができないということです。
最高裁の判決が出るのは年末ごろではないかと言われていますが、そうなると来年の4月23日に補欠選挙が行われます。
つまり7月から来年の4月まで10ヶ月ぐらい期間があるということです。
十分な時間ではないかもしれませんが、安倍晋三氏の後継者選びについてもう一度、安倍家と岸家で考えて調整が行われて後継者が選ばれることになります。
実は補欠選挙では山口4区はそのままですが、山口3区と山口4区が合併されるようです。
山口3区は強いライバルの林外務大臣の地盤でとられてしまって、安倍家の地盤は無くなるのではといわれています。
ゴッドマザーの安倍洋子さんとしては是が非とも安倍晋三氏の地盤を守りたいところで、後継者をちゃんと立てて置きたいところでしょう。
いったい誰が安倍晋三元首相の跡継ぎになるのか注目していきたいと思います。
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