今回は2022年7月1日に発生した台風4号について取り上げます。
台風4号は7月5日ごろに九州に上陸する可能性が高いといわれ、日本を縦断して進んでいくのではないかと進路が予想されています。
今後に日本各地で大雨や強風による被害を及ぼしていく可能性も示唆されています。
そんな台風4号ですが、最近は台風に名前がついているのはご存知かと思います。
どんな名前で由来や意味があるのでしょうか?
今回の台風4号の名前や由来や意味について調べてみました。
台風4号が7月1日発生!
2022年は既に6月中に早い梅雨明けをしてしまい、日本中が猛暑にあえいでいました。
そんな7月1日熱帯低気圧から台風になった台風4号が発生!
この台風は7月3日現在すでに沖縄本島付近を通過し、7月5日ごろには九州に接近して、上陸し、西日本を通って東海や関東地方に進むおそれがあるそうです。
例年よりも台風が来るのも早い感じがします。
台風4号の進路によっては大雨や強風も気になりますが、梅雨がほとんどなくて各地で渇水の被害が出そうなので、ここでまとまった雨が降ってくれるのを期待する声も大きいです。
水の量が少なくなりすぎてヤバかった四国の早明浦ダムも満タンになって欲しいところで、台風4号を歓迎する気持ちになっている方も多いのではないでしょうか。
台風4号には、あまり大きな被害は出さずダムに水を与えて欲しいところです。
さてさてそんな台風4号ですが最近は台風に名前がついていますよね。
日本の報道ではあまり台風の名前で呼ばず発生した番号順に呼びますが、台風を名前で呼ぶ方が世界的には普通のようです。
いちいち名前で台風を呼ぶのも面倒くさいような気もしますが、台風4号とか5号とかいうよりも、台風自体に個性があると感じて気象や防災に興味が持てるとも言われています。
日本には西暦だけでなく平成とか令和とか元号があるので、時代について「昭和っぽい」など個性を表現しやすいですしね。
さて今回の台風の名前はアイレーだそうです。
アイレーってどういう意味なのでしょうか?
台風アイレーの名前の由来や意味について調べてみました。
台風4号【2022年】の名前の由来や意味は?
台風4号の名前アイレー。アルファベットのつづりはAere。
アイレーの由来:マーシャル語の「嵐」の意味
今回のアイレーは、アメリカが提案した名前でマーシャル語で「嵐」という意味です。
アイレーの響きが良くてなかなかかっこいい名前じゃないですか!
台風の名前は気象予報士がつけているのではなく、アジア付近の国14カ国からなる台風委員会で決めています。
2000年から国際名として台風の名前を用いることになり、台風が来るアジア地域の国14カ国で台風委員会を作りそれぞれ10個ずつ提案された140個の名前を順番に使うことになっています。
140までいったらまた1に戻るそうです。
アイレーは111番目にあたり今回はアメリカの命名の番です。
マーシャル語というのは、太平洋に浮かぶマーシャル諸島で主に話されている言葉です。
アメリカがなぜアイレーを出してきたのかは詳しい理由はわかりませんがあまり深い意味はなさそうです。
台風の名前には
- アルファベットで9文字以内
- 発音しやすい
- 他の加盟国の言語で感情を害する意味がない
などの制約があります。
また商標や法人の名前ではないや、利害関係がないなどの条件もあるので、アメリカ的は、英語だとほとんどの言葉が差し支えがあるので、マーシャル語なんていう他と被らない言葉をもってきたのではないか思います。
台風アイレー(14号)名前も覚えて今後の動向をみてみてはいかがでしょうか。
次の台風の名前は?
次の台風の名前は、すでに決まっていて2022年に発生する台風5号はソングダーです。
- 台風名112番目
- ソングダー(Songda):ベトナムの命名で意味はベトナム北西部にある川の名前に由来
アイレーは言いやすいしちょっとかっこいいですが、ソングダーって覚えにくいし何?ってなっちゃう感じですね。
川の名前ですから日本なら台風に「利根川」とか「最上川」とか名付ける感じですが、台風「利根川」が関東地方に上陸ってなんか変な感じがしますが、ベトナムの人は大丈夫なんですかね。
ちなみに日本の次の命名の順番は、117番目でトカゲだそうです。
順調に台風が発生するとすると、2022年の台風10号がトカゲ台風になります。
今まであまり意識してませんでしたが、こうしてみると各々の台風の名前があるというのはなかなか面白いですね。
↑の方のように擬人化したりして・・・
台風の名前が普及するとそのうち台風の疑似化絵を描く人絵師さんとかでてくるかもしれませんね。
台風4号が大きな被害を出さず、水不足解消をしてくれることを祈ります。
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