886702509
PR

電力ひっ迫(2022年)の原因は何?復旧や解決法を調査!

政治・経済
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

2022年3月22日東京電力の地域で、電力がひっ迫しているとして節電が呼びかけられて大騒ぎです。

もしかすると夜停電になってしまうかも・・・というヤバい状況。

しかし急にそんなことを言われても節電なんてたかが知れているのではないでしょうか。

電力がなぜそんなにひっ迫しているのか原因について考察しました。

スポンサーリンク

電力ひっ迫(2022年)がヤバい!停電になるかも?

2022年3月22日、いきなり電力ひっ迫という言葉が出てきました。

東京電力の地域で夕方以降停電になるかもしれないので節電をと呼びかけです。

いま私がいるのは関東ではないので、対岸の火事という感じなのですが、いったい急にばたばたと「節電節電」と言い出してびっくり!

しかしなんで電力がひっ迫するのでしょうか?

原因はなんなんでしょうか?

一応急に寒くなったからとか、地震の影響でといっていますが、それって本質的なことではないような気がします。

そもそも結構電力ギリギリだったのでは・・・

もっと早くから想定できなかったのか・・・

寒くなったといっても3月ですし、一番寒い時だったらどうなっていたのか。

テレビを消せとか、テレビ局の照明を落とすとかいっているけど、そんなのは大した影響ではないのではないでしょうか。

やはり一番電力を使っているのは企業とか工場ではないのでしょうか。

電力ひっ迫のそもそもの原因について調べてみました。

スポンサーリンク

電力ひっ迫(2022年)の原因は何?

2022年3月22日に電力ひっ迫警報が出され節電が呼びかけられていますが、直接の原因は以下だとされています。

  • 地震による火力発電所の稼働停止
  • 予想外の寒さ
  • そもそも電力需要が厳しかった

2022年3月16日に震度6強を観測した地震で、福島県の広野火力発電所6号機、新地火力発電所1号機の2箇所が停止中というのが痛いみたいですね。

これが今回の電力ひっ迫の直接原因のようです。

もう一つは予想外の寒さです。

3月22日でお彼岸もすぎて、あたたくなってきて桜もそろそろ咲こうかという季節なのに、冬に逆戻りしたような寒さです。

天気も悪くて雨も降っています。

しかし彼岸が過ぎて寒さがぶり返すのは、ままあることですからこれは予想外とはいえませんよね。

しかし、問題なのはそもそも電力がひっ迫していたということでした。

この冬は全国の電力需給の見通しが過去10年で最も厳しくなるとして、国も電力会社も警戒態勢をとっていました。このうち、停止していた古い火力発電所を臨時で稼働させる措置は、3月になると暖かくなることから2月末で解除していたため、これでますます余力がなくなってしまったという状況です。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220322/k10013544721000.html

なぜこの冬は電力供給が厳しくなっていたのでしょうか。

以下の要因があります。

  • 脱炭素のため再生可能エネルギーへの転換で火力発電の休止や廃止が進んだから
  • 火力発電の燃料価格が上がったから
  • 火力発電のLNG(液化天然ガス)が手に入らないから
  • 原子力発電が稼働していないから

日本の電力は原子力発電所が結構賄っていたのが、東日本大震災以後、原子力発電所が停止してしまいました。

そこで結局火力発電所が主力となっていました。

しかし脱炭素を目指すということで、再生可能エネルギーといって太陽光発電などに変えて行こうという流れで火力発電所を休止や廃止していく流れになっています。

火力発電所は燃料の高騰もあってコストが高いので古い火力発電所はなるべく廃止したり休止したりした方が電力会社にとってもメリットがあるようです。

しかし火力発電所を止めると電力が足りなくなり、今回のような電力ひっ迫が起こってしまいがちなんですよね。

特に温室効果ガスの排出量が少ない燃料のLNG(液化天然ガス)を中国が買い占めたりして、手に入らないのが困った要因だということです。

昨年の2021年の冬もそれで電力がギリギリの上智になってしまいました。

今年は早くからLNGの在庫を確保したということですが、今年は結構寒かったですし、LNGの調達先にはロシアもあるので、それも問題だったのではないでしょうか。

スポンサーリンク

電力ひっ迫(2022年)の復旧や解決法は?

2022年の現在の電力ひっ迫ですが、節電は一時的にはできてもそうそう続けられるものではないですよね。

春はいいとしても夏になるとまたエアコンとかで需要が高まるでしょうし。

エアコンの場合は節電を呼びかけすぎると今度は熱中症の危険もありますよね。

とりあえずの復旧対策は、東京電力が他の電力会社から電力融通を受けていということですが、それでも安定供給には足らなそうです。

停止中の火力発電所の復旧は数週間から数ヶ月かかる

ということで、復旧はすぐにはできなさそうですね。

そもそも火力発電がNGになってきてる今、新しく火力発電所をつくっていくということでもなさそうです。

また太陽光発電が推奨されてきていますが、天気が悪いときは役たたずなのが問題ですね。

また夜間も役にたちません。

電力ひっ迫の危険は、今後もずっと続きそうですが、結局、日本は原子力発電所に頼るのが安定供給なのかなという流れになりそうなのですが、これも原子力発電所絶対反対の人も多いので、なかなか難しいのではないかと思います。

かつては原子力発電所で25%の電力を作っていたそうですが、今は6%ぐらいということですね。

なかなか難しい問題だと思いました。

スポンサーリンク

電力ひっ迫(2022年)の関連記事

電力ひっ迫が気になった方にはこちらの記事もおすすめです。

よかったら読んでみてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
政治・経済
こがねブログ

コメント