今回は日本ハムの新球場についてとりあげます。
北海道北広島市に日本ハムが建設している新球場「エスコンフィールド北海道」が公認野球規程に定める規程を満たしていないことが2022年11月7日にわかり大騒ぎです。
もうほとんど完成していて今更直せないんですって!
なんでそんなことになったんでしょうかね。設計する時にわかっていそうなものですし、問題になると思わなかったんでしょうか。
誰が責任者なのかわかりませんが、いったいどういうことなのか?なぜこんなことが起こるのか調べてみました。
日本ハムの新球場のファウルゾーンが規則違反が発覚!今更どうする?
2022年11月7日に日本野球機構(NPB)と12球団による実行委員会で、日本ハムが建設中の新球場「エスコンフィールド北海道」が公認野球規則に定める規程を満たしていないことがわかりました。
来年3月に開場する新球場で95%が完成しているということです。
公認野球規則では、試合を行う競技場の構造が細かく設定されており、野球規則2・01において「本塁からバックストップまでの距離、塁線からファウルグラウンドにあるフェンス、スタンドまたはプレーの妨げになる施設までの距離は、60フィート(18・288メートル)以上を必要とする」と明記されている。
だが、「エスコンフィールド北海道」でのホームベースからバックネット側のフェンスまでの距離は約15メートルしかなく、会議の場ではその点について他球団からの指摘を受けた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed6138d338e229c942310a86ce351099d421a0f2
日ハムの新球場はだいぶフェンスまでが近いということですね。
なんで設計の段階でちゃんと規則通りにつくらなかったんでしょうね。
問題になると思わなかったのでしょうか?
規則違反のままに球場を設計したのはなぜなのでしょうか?めちゃくちゃ気になります・・・
日本ハムの新球場の規則違反はなぜ起こったのか調べてみました。
【日本ハム新球場】ファウルゾーンの規則違反はなぜ?エスコンフィールドが規程違反で設計された理由を調査!
日本ハムの新球場のファウルゾーンの規則違反について調べてみると興味深い事実がわかりました。
日本ハムの新球場を設計しているのはアメリカのテキサス州に本社を持つHKSという会社です。
この会社は大林組と共同建設をしているとことです。
HKSと大林組グループが設計と建設を担当、建設には岩田地崎建設も参加する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ES_CON_FIELD_HOKKAIDO
実はアメリカのメジャーリーグではこのファウルゾーンの規定はそんなに厳しくはなく推奨ルールだということで、守っている球場よりも守っていない球場が多いということです。
アメリカのルールですと60フィート(18.288m)以上は推奨とされるとしています。しかしこれが翻訳されて日本のルールブックだと「必要とする」と訳されているということです。
野球の本家アメリカの球場ではOKなのに日本ではNGというのは確かに合点のいかないことではありますね。
しかし、いくらアメリカの設計会社が設計したとしても共同建設の大林組はちゃんと指摘しなかったのでしょうか。
日本の建設のルールについては大林組が担当していると思うのでそのあたりを詰めてなかったのは日米の野球のルールの翻訳違いだけではすまされないと思いました。
それとも事前に一応問題になったのに独断で日本ハムの球団の責任者が設計の段階でOKを出しちゃったんでしょうかね。
日本ハムは狭くすることで臨場感が味わえるとして「15m」の距離感をアピールしていたということですが、もしかするとルールについてそれほど問題になると思っていなかったのかもしれませんね。
日ハムの新球場のファウルゾーンの規則違反はどうするの?解決策は?
さて問題のファウルゾーンの距離の規則違反はどうするのでしょうか?解決策はあるのでしょうか?
おそらく今更直せないのでなし崩しで進めるのではないかと思われます。
建築の法的に問題があるわけではなく野球のルールの問題ですし、アメリカでは別に遵守されていないということですからこの際話し合ってルールを変更してしまうのかもしれませんね。
しかしそれでもどうしても改修しなければということになると、来期に間に合わないかもしれません。
追加で億単位の費用がかかってしまいますし、日本ハムとしてはやはり改修は無理ということでこのまま進めていくのではないでしょうか。
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