2021年1月2日恒例の箱根駅伝の往路が8時に始まりました。
今回は新型コロナ感染症のため応援の自粛を呼びかけていましたが、実際大勢の観客が詰めかけています。
大会前に禁止にしなければ密になると言われていましたが案の定密になっている状況です。
なぜ応援が多いのか禁止にしなかった理由など、箱根駅伝の応援が多い問題を調べてみました。
箱根駅伝の沿道の応援が多い?
沿道には普段よりは確かに少ないでしょうが数千人の人が並んで応援されていました。
Twitterに上がっている写真を見るとたくさんの人が応援に詰めかけているようですね。
高齢者の姿も多く何のために自粛しているのだとの声も多かったです。
「応援したいから、応援にいかない。」というキャッチフレーズですがなかなか思い通りにはいかないようですね。
しかしそもそも観客の自主にまかせてイベントをしているのですから、このように応援に人が詰めかけるのは予想されていたことではないでしょうか。
箱根駅伝の沿道の応援をなぜ禁止にしなかった?
そもそも沿道の応援については箱根駅伝の運営は当初、無観客で実施としていました。
しかし実際は「応援の自粛要請」のみ。
無観客というのは出場する大学への要請であって実際一般の人には「お願い」でしかないので禁止にはできなかったようです。
しかし、お願いだけでは観客が詰めかけると事前に予想されていました。
しかし大会をやる以上「禁止」といっても、一般道に溢れた人を帰らせる強制力もなく、そのために割く人員ややり方もないですよね。
箱根駅伝みたいな沿道を走り観客が見物できるスポーツは大会自体を中止にしないと観客は密になるのは避けられないですね。
「大学関係者や家族は我慢しているのに!」「せっかく箱根駅伝ができたのに」という発言もありますが、実際は見に来ている人は野次馬でそこまで大会に思い入れがないからこそ、詰めかけて応援にきているのでしょうね。
中止になったらなったで人生かかっているわけでもないので、別にそこまで落胆しないでしょうからね。
箱根駅伝はなぜ中止にしなかった?
箱根駅伝の開催の判断は最終的に11月の初め頃に決定されました。
第一にその頃はまだ第三波の影響がそこまでなくGOTOトラベルも盛り上がってましたので大丈夫な雰囲気があったと思います。
また第二に中止の影響力が大きいことですね。
主催は読売新聞ですし、中継する日本テレビのお正月の目玉番組です。
大学側も中止となるとこのためにトレーニングしてきた学生は全く1年間の意味がなくなってしまいますものね。
100年近く続く伝統ある大会なので簡単にやめることもできず、中止した時のデメリットが多すぎるという点ですね。
第三に屋外でやる競技なので観客さえこなければそれほど影響はないと判断したことでしょう。
しかし観客が集まってくるのは自粛を呼びかけていても来るのだから主催者側には責任がないということでしょうね。
しかし観客が詰めかけることは予想できたし、主催者側は自粛を呼びかけるだけで良かったのかと思います。
箱根駅伝のフリーザ様は自粛している
箱根駅伝の応援にはいろいろなパフォーマンスの名物も多いです。
毎年箱根駅伝の7区の二宮付近の沿道に出ているフリーザ様の格好をした人たち。
テレビに映るのを楽しみに見ている人も多いですが、さすがにフリーザ様一行は今年は自粛されているようです。
コメント