高知県奈半利町は人口3000人の小さな町ですが、ふるさと納税の返礼品を豪華にすることで2017年度は全国9位の39億円の寄付を集めていました。
その奈半利町のふるさと納税で暗躍したのがエース職員だった柏木雄太容疑者です。
柏木容疑者のアイデアと手腕で寄付金を伸ばしましたが、返礼品の便宜を図って業者などから賄賂をもらったり、自分の身内が儲かるようにしたということです。
総務省がふるさと納税についてルールを改正したことで注文が激減してふるさと納税バブルは弾け、かねてから県警に目をつけられていた柏木容疑者と関係者が逮捕されました。
奈半利町の町は返礼品に関わって事業拡大したところは大損や廃業をし、町の評判は著しく傷つけられ、人間関係は悪くなるなど散々な目に。
寄付額は多かったですが、潤ったのは業者だけでほとんどが返礼品の費用になっています。
そんなふるさと納税の町役場の職員柏木雄太容疑者はどんな人物だったのでしょうか?
そこで今回は
- 奈半利町ふるさと納税汚職事件の詳細を紹介!
- 【顔画像】柏木雄太の経歴は?
- 柏木雄太の家族は?結婚してる?逮捕された実家の両親は?
などについて調べてみたいと思います。
柏木雄太の奈半利町ふるさと納税汚職事件の詳細を紹介!
柏木雄太はふるさと納税汚職事件で、2020年8月14日に受託収賄罪などで起訴されました。
また柏木雄太の両親も2300万円の収賄罪で追起訴し、精肉店を経営する叔父夫妻も追起訴。
最終的に9300万円の賄賂総額だそうです。
柏木雄太被告は親族の経営する精肉店にふるさと納税の返礼品となる肉の仕入れ先や加工などの委託先に優先的に取り計らい、謝礼として柏木雄太被告の両親などの口座にお金を振り込んだということです。
また他に水産加工業者の「通成水産」の社長松村通成から、奈半利町の森岡克博容疑者も長男名義の銀行口座に170万円受け取ったということで逮捕されています。
松村容疑者は「アーモンド小魚」の返礼品を扱うように頼み、やってもない包装代名目で森岡容疑者の長男の口座に売上金の大半を振り込ませた疑いがあるということです。
柏木容疑者は通成水産の返礼品を寄付する人の目に止まりやすいようにサイトで操作してあげたということです。
高知県奈半利町はふるさと納税の返礼品の還元率が高いと評判で筆者も寄付したことがありました。
あの肉が・・・。
多額の寄付金を集める柏木雄太被告の手腕に皆文句も言えず、小さい町でずぶずぶの関係だったのでしょうか。
たった3000人の人口の町で一体どれぐらいの人が関わっているのでしょうか?
ふるさと納税は寄付者にとってはいい制度だったと思っていましたが、こう見ると汚職の温床になっていたのですね。
【顔画像】柏木雄太の経歴は?
柏木雄太被告は高知県奈半利町出身。
この写真の右の太っている方の人物です。

現在41歳か42歳です。
Facebookも「柏木雄太」という名前で検索すると本人と思われるアカウントが検索されました。
しかし柏木雄太被告と断定はできないのでここではふせさせていただきます。
柏木雄太被告は、大学では高知県外に出ていてUターンで高知に戻ったようです。
東大新聞オンラインいう記事に学生さんたちが奈半利町役場へ行って「柏木雄太」さんのふるさと納税で町が成功した話を聞いています。
柏木雄太被告は「絶対に田舎には戻ってきたくない」と思っていたと言っているので、都会の方に出てまた戻ってきて役場に務めるようになられたようです。
柏木雄太被告は逮捕されるまではふるさと納税で町おこしをした成功した立役者として、ワークショップなどで話をしています。
柏木雄太の家族は?結婚してる?逮捕された実家の両親は?
柏木雄太の両親は奈半利町に在住しており、そして今回の汚職事件で逮捕されています。
今回の汚職事件に関わり叔父夫婦の精肉店より、見返りとして両親の口座に入金されたことがわかっています。
また柏木雄太被告には兄がいます。しかし兄の口座にも入金が会ったようですが、兄は不起訴となっています。
柏木雄太被告に妻や子供がいるのか現在のところどうかはわかっていません。
まとめ
奈半利町のふるさと納税汚職事件の柏木雄太被告について調べました。
一見、田舎の町の町おこしのためにがんばって手腕を発揮した課長といい話だったのですが、一転親族も巻き込んで自分の利益を得ていたのですね。
ふるさと納税自体の批判にもつながるこの事件、この柏木雄太一人で考えたみたいなので罪が重いなあと思いました。
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