新井祥子草津町議が、2015年草津町の黒岩信忠町長に性被害にあったと電子書籍「漆黒の闇5」に告発。
それに端を発して、2020年12月6日新井祥子町議は住民投票でリコールされて失職しました。
この件は「女性の性被害を握りつぶした」として#草津温泉には行かないというハッシュタグがTwitterに立つなど話題になっています。
逆に新井祥子さんの虚言ではないかとの見方もあり、それだと町長はセクハラの冤罪の被害者でもあります。
新井祥子さんの告発は本当なのか?虚言ではないのか?問題の告発本「漆黒の闇」の内容や新井祥子さんの言動、草津温泉の状況などを調べてみました。
新井祥子は虚言癖がある?
果たして新井祥子さんの言っていることは嘘なのでしょうか?
新井祥子さんはそう思い込んでいる妄想なのか、あるいは虚言癖のある精神障害かなにかなのでしょうか。
新井祥子さんのテレビ番組のインタービューの喋り方が変という指摘がありました。
などかなり違和感がある喋り方です。
それに対して町長の方は常識的に見えます。
医者でもないですし、これだけでは判断できませんが、議員新井祥子さんは意図的に嘘をついているというより、妄想を見て思い込んでいるのかもしれませんね。
新井祥子の告発本「漆黒の闇」とは?
問題の告発本は電子書籍「草津温泉漆黒の闇5」です。
著者は飯塚玲児氏で「旅行読売」の元編集長で独立して編集プロダクションをしているそうです。
この本を読んでみると、草津町長のセクハラの告発がどういう内容なのかよくわかりました。
また飯塚玲児氏が本当に問題にしているのは、どうやら町長の新井祥子さんへのセクハラというよりも草津温泉の「時間湯」と「湯長制」を草津町長の黒岩氏が廃止するということだということがわかりました。
どうやら時間湯と湯長制の廃止を阻止するために、5巻目で新井祥子さんのセクハラ告発を載せたということのようです。
草津温泉の時間湯と湯長制については後述します。
草津町長のセクハラの内容とは?
新井祥子さんの「草津温泉漆黒の闇5」で町長に対しての告発は以下の様に書かれています。
しかしこの告発内容、「漆黒の闇」を読んでいると常識的に考えて黒岩町長は新井祥子さんにそんなところで肉体関係を持つメリットは何もなく全くの思い込みではないかと思わされます。
また関係は一度きりというところもなんだかへんてこですよね。
最初は反対派だったけれど、黒岩町長が存外に良くしてくれて好意を持ったが、後に冷淡にされて憎しみが募ったのかもしれませんね。
新井祥子は草津町長以外に6人と関係を持ったと告白
あまり報道で触れられていませんが、それ以上に妙なのが新井祥子さんは町長以外に6人の草津町の男性と関係を持ったということです。
それがB旅館のSさんとA旅館のNさん、それ以外に4人と肉体関係があったということです。
SさんとNさんは告発本で「草津の妖怪」と呼ばれていて、それについては次号書くともったいぶっています。
これは本当なのでしょうか?
本当だとすると新井祥子さんはそんなにモテるのか、草津町がイカれているのかと思います。
やはり新井祥子さんは自分では本当と思いこんでるのかもしれませんが妄想ではないでしょうか。
異例の草津町の住民のリコールも本当だと思われるとかなわないという気持ちが強かったのではないのかと思います。
新井祥子の告発本に書かれた草津の時間湯と湯長問題
この告発本「草津温泉漆黒の闇5」のみ読みましたが筆者が一番訴えたいことはセクハラの告発よりも草津温泉の「時間湯」と「湯長制」を町長が廃止していることに対する異議申し立てです。
「はじめに」の部分で筆者は、群馬県知事に「この本の刊行を取り下げるのと引き換えに黒岩町長に時間湯の復活についての提言をしていただけないものか」というメールを送信したとわざわざ書いています。
新井祥子さんがセクハラを受けたかどうかよりも、時間湯の方が大事だと思っているようであり、この部分に関しては新井祥子さんも自分のブログで抗議をしています。
ではその時間湯問題とはなんなのでしょうか。
草津の時間湯と湯長を町長が廃止
草津温泉には「時間湯」というものがあって48℃の高温泉に3分間一日3から4回入るそうです。
時間湯は江戸時代から続いている入浴法で、「千代の湯」と「地蔵の湯」という2箇所があって、湯治療養に来る人がいるそうです。
そして時間湯には湯長という温泉に入る指導者の人がいて、この人の指導で時間湯に入るそうです。
かなり高温なので3分入って休むというような方法です。
ただ黒岩町長はこの湯長制度と従来の時間湯を廃止し、観光的な無料の時間湯にすることにしたそうです。
黒岩町長は裸一貫からの叩き上げで会社を大きくした人、草津出身のやり手町長でどんどこ草津町を改革して草津温泉はかなり改革されてお客さんも増えたそうです。
時間湯は湯長が仕切っているのですが、どうやらこの湯長の一人のやり方が町長と対立して湯長制度廃止という結果になったようです。
今の時間湯は無料でだれでも入れ湯長のような入り方の指導をする人はおらず、来た人がマニュアル通りにやる方法。
温度は危険なので42℃ほどに下げられ高温はなくなりました。
草津温泉の観光業としてはこのような時間湯のやり方が好まれるのですが、一部の湯長制のファンや高温の時間湯が効くと思う方には不評で町長の強引なやり方に反対派が少なからずいるようです。
「草津温泉漆黒の闇」の筆者の飯塚氏もその一人です。
新井祥子さんも草津外からアトピー治療のために草津温泉に湯治で移住してきた人で、時間湯や湯長とも関わりがあったのかもしれません。
そして新井さんは湯長や町長反対派と町長との軋轢に巻き込まれたのではないかと思われます。
まとめ
新井祥子さんは、閉鎖的な草津町の町議会で初女性議員として期待と現実の中でストレスがたまり、町長と反対派の対立に巻き込まれて、心がぐちゃぐちゃになってしまっているのかもしれません。
新井祥子さんのように懇意になった人に裏切られたと思い込み、セクハラを受けたとか暴言を履かれたなどありもしない中傷をしてトラブルを起こす人を知っています。
彼女も町長に対する好意と裏切られたという思いが何らかの妄想を生んでしまったように思います。
もちろん新井祥子さんの言っていることが全て真実で草津がスキャンダラスな町であり、醜い田舎の政治家たちが女性議員をひどい目に合わせたという可能性もあるかもしれません。
しかし常識的に考えてその可能性は低いのではないかと思います。
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