2022年12月28日にFNNプライムオンラインの記事で福岡大学の学長の朔啓二郎氏の論文が多すぎる問題が報じられて話題となっています。
論文が少なすぎるのは全く研究をしていない教授とよく問題になりますが多すぎて問題とは?と思って記事を読んでみました。
朔啓二郎氏は2000本以上の論文が研究実績として出されて、本来どんなに優秀な研究者だったとしてもありえない数たということで問題視されました。
そして研究実績として載っている論文を見ると現地の学会に出た報告や機関誌に書いた挨拶や広報誌の記事までが論文になっていたり同じ文章が複数載っていたりとずいぶん水増しされているとことがわかりました。
いったいこんな杜撰なことをしでかした福岡大学学長の朔啓二郎氏とはどんな人物なのか?経歴などを調べてみました!
福岡大学の朔啓二郎学長の論文の数がヤバい!水増し疑惑とは?
FNNプライムオンラインによりますと福岡大学の学長である朔啓二郎氏の論文数が2000本以上があると記述されていて問題視されています。
普通論文は査読というのがついて、ちゃんとした論文と認められる課程があって世に出るものらしいですが朔啓二郎氏が論文と言ってカウントしているものの中には
- 台湾での学会報告⇛ほとんど食べ歩きの報告
- 会合に出席した挨拶
- 学内の広報誌の記事
- 同じものが微妙な違いでダブっている
などなど「絶対に論文でない」と明らかにわかるものが含まれていたということです。
実際に福岡大学のホームページで調べてみるとまだ訂正されずそのままでした。


論文は2089本となっています。
ちなみに中身をみてみて確かに論文ではないなと思ったのは・・・

内容をみてみるとただの医学部内の広報誌で医学部の学生が海外研修にいったレポートに対してちょこっと朔啓二郎氏がコメントしているようなものです。
http://www.fukuuni-shinnai.jp/vascular/pdf/2016/vs_11_6.pdf

確かにこれはちょっとどうかと思いますね。
気になったので他のサイトで調べてみると

こちらの研究者の業績サイトでも2727本も論文がカウントされていました。びっくりです。
いったい朔啓二郎氏とはどのような経歴の人物なのでしょうか?
朔啓二郎(福岡大学長)の経歴や学歴は?論文が多すぎる理由を調査!
朔啓二郎氏の簡単なプロフィールは以下です。
朔啓二郎氏は福岡大学医学部医学科の第一期生で2020年に学長になった人物です。生え抜きの学長なので福岡大学の医学部の生え抜きの人たちは喜んだみたいですが、いろいろ医学部の人事でゴタゴタしたのかもしれません。(それっぽい記事が見受けられましたが根拠のない誹謗中傷になりそうなので掲載はいたしません)
朔啓二郎氏の経歴は以下です。
- 1972年 福岡大学医学部医学科入学(第一期生)
- 1978年 福岡大学医学部医学科卒業
- 1981年6月- 1985年3月 米国オハイオ州シンシナティ大学 内科
- 1985年4月 -1988年10月 福岡大学医学部 内科第二 医員
- 1985年11月 -1988年3月 福岡大学医学部 内科第二 助手
- 1988年4月-2000年3月 福岡大学医学部 内科第二 講師
- 2000年4月-2017年3月 福岡大学医学部 心臓・血管内科学講座 主任教授
- 2005年12月 -2007年11月 福岡大学病院 副病院長
- 2013年12月 福岡大学医学部 医学部長
- 2017年4月 福岡大学医学部 総合医学研究センター 教授
- 2020年12月 福岡大学学長就任
経歴を見ると朔啓二郎氏は二浪して福岡大学医学部医学科に入ったみたいですね。
福岡大学医学部は私立大学の医学部で新設なので正直言うと1972年当時の偏差値は現在ほど高くなかったようです。(偏差値50)子供の数はそこそこ多いですが現代ほど大学進学率が高くなかったからです。
それにも関わらず二浪したといことですからそこまで勉強の成績が良くなかったのかもしれませんね。
(現在は医学部人気で私立医学部も偏差値が爆上がりしているので福岡大学医学部の難易度も超高くなっています。偏差値65.3)
また現在もそうですが私立医学部なのでお金が莫大にかかり現在でも6年間で約3700万円ほどもかかります。
ですから朔啓二郎さんの実家はかなり裕福だったと思います。たいていは実家が開業医ということが多いのですが、朔啓二郎さんは福岡大学の医局に残っているので実家は病院ではなく何か事業をやっているお金持ちだったのかもしれません。
朔啓二郎氏は福岡大学を卒業後一時期アメリカに留学していた以外ずっと福岡大学医学部でキャリアを積み重ねてきたということです。
専門は循環器内科のようですね。
朔啓二郎(福岡大学長)の論文数が多いのはなぜ?
福岡大学医学部医学科の朔啓二郎氏の論文数が2000本を超えるのは一体なぜなのでしょうか?
なぜ論文でもないような文章まで論文として載せたのか?業績水増しと言われても仕方がないのかなとも思います。
しかし2000本以上はどう考えても業績が常識的におかしく意図してやったとしては杜撰な感じがしますね。
本人は以下のように釈明されていたということです。
数え方の問題だと。2000という数はデータベースの数だと。論文の数ではない、ということが朔さんの話。外から見た時に、論文と勘違いするような発表の仕方はよくないのではないかと、私は申しております。
福岡大学によれば、ホームページでは査読付き論文以外のものも掲載できるため、いろいろなものが論文に数えられ、2000本を超える結果になってしまったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5421c48477c8de60d598e1cdfde80c1acbf079d2?page=2
しかし私が見たのは問題の福岡大学のホームページではなくリサーチマップという研究者の業績管理のサイトのようです。

意図してないとしても福岡大学の担当者か朔啓二郎氏自身の研究者としてのレベルが問われるのではないかなと思いますね。2000本以上の論文でないものも論文として載せちゃう点でおかしいと非難されても仕方がないのではないでしょうか。
しかし朔啓二郎氏というよりもホームページの担当者や朔啓二郎の事務方の人の能力が低いことが問題なのかもしれません。しかしそれも最終的には学長である朔啓二郎の責任なのかなと思いました。
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