2022年12月25日に埼玉県飯能市の住宅地でビショップ・ウィリアム・ロス・ジュニアさんら家族3人をハンマーで惨殺した斎藤淳容疑者。
その斎藤淳容疑者は大学は大阪芸術大学で、自主制作映画の監督をしていたことがわかりました。
なんと助成金をもらって映画を制作し監督をしていたそうですが完成させることができなかったということです。およそ15年ほど前のこと。
もしかするとその映画制作で挫折したのが引きこもりの原因であり、斎藤淳容疑者の人生の挫折のきっかけだったのかもしれませんね。
斎藤淳容疑者の未完成の映画にはブログがあるそうなのでブログについて調査してみました。
【飯能市殺人事件犯人】斎藤淳容疑者は映画の監督をしていたが未完成!
2022年12月25日に起きた飯能市での一家3人殺害事件。犠牲となったのはビショップ・ウィリアム・ロス・ジュニアさん一家です。
この事件の被害者や詳細については以下の記事にまとめているので良かったら読んでみてください。
さて犯人として逮捕されたのは近所に住んでいる斎藤淳容疑者。この一家に何か強い恨みを持っていたようで1年前に車に傷をつけた前科もあるそうです。
そんな斎藤淳容疑者の経歴について驚きの事実がわかりました。なんと斎藤淳容疑者は大阪芸術大学に進み映画監督を志して映画を作っていたということです。
「斉藤くんは15年ほど前に映画製作をしており、その繋がりで知り合いました。彼は大阪芸術大学卒で、ある映画祭の助成対象に選ばれた監督でした。しかし、作品がクランクアップした後、編集中に思い詰めてしまったようで、未完のままスタッフとも音信不通になってしまいました。
彼の自宅、あのニュースにも出た白い家を何度か訪問したことがあります。『親の持ち家にひとりで住んでいる』と聞いていました」(Aさん、以下同じ)
https://www.news-postseven.com/archives/20221227_1826720.html?DETAIL
斉藤容疑者が当時製作していたという『ギフト(仮)』は、家具屋で働く青年がHIV陽性の告知を受けるところから始まる社会派映画だった。製作日誌的なブログがネット上にまだ残っており、そこには企画意図が以下のように説明されている。
https://www.news-postseven.com/archives/20221227_1826720.html/2
斎藤淳容疑者の映画についてわかっていることをまとめると・・・
- 15年ほど前のはなし
- 大阪芸術大学卒
- 「ギフト」というタイトルの映画でHIVの男が主人公の社会派映画
- 撮影はしたものの完成できなかった
- 助成金を受けて映画制作をしていた
ということで斎藤淳容疑者は結構大学の時は映画監督を志してがんばっておりチャンスも掴みかけていたのに挫折したっぽいことが想像できます。
いったいどんな映画を斎藤淳容疑者は制作しようとしていたのでしょうか・・・
また残っているというブログを調べてみました。
斎藤淳の監督した映画【ギフト】のブログとは?URLや内容を調査!
斎藤淳容疑者の制作していた映画「ギフト」のブログのURLは以下です。
無料ブログのエキサイトブログでつくっており、2007年11月10日から2008年1月にかけて記事が数記事書かれています。
記事を書いているのは斎藤淳監督ではなくスタッフみたいですね。
映画が完成したら告知などに使おうと思って書いていたのでしょうがクランクアップ以降記事が書かれていません。
映画「ギフト(仮)」についてブログからわかることを簡単にまとめると・・・
- 2007年11月10日 制作の女性がブログを書き始める⇛監督+制作2名で打ち合わせ
- 2007年11月12日 オーディションの告知(キャスト&スタッフ)
- タイトル:「ギフト(仮)」
- 完成尺:50~60分
- 使用機材未定(AGーDVX100予定)
- 設営場所:東京近郊
- 撮影日時:12月15日~12月31日の予定
- 2007年12月5日 ロケハン
- 2008年1月8日 クランクアップ
あまり内容のないブログでいったいどんな映画なのかさっぱりわかりませんでした。


↓が監督の斎藤淳の写真ですが、顔画像が載せられてはいませんでした。

映画の内容は以下だそうです。
■あらすじ
家具屋で働く男AはHIV陽性の告知を受ける。家族には打ち明けられなかったが、
友人の瀬戸にはそれを打ち明けることが出来た。彼は病気のこと、好きな女性がいることを話した。
瀬戸はアクセサリー職人を目指して日々作品の制作に励んでいる。手は動かし続けるものの、
作品はなかなかあるべき姿には近づかない。彼は同棲している里紗と一緒に男Bのラジオを聞く。
男BはゲイでラジオのDJで、最近恋人よりも仕事を選んだ。だがディレクタ—の村上が連れてきたのは
さつきという新番組のパーソナリティだ。ビルの壁面には大きな彼女が微笑んでいる。彼の放送は終了するのだ。
ちょっとあらすじを読んでもあまり面白そうではないので脚本段階でイマイチだったのかもしれませんね。
また撮影はしたものの思ったようにできが良くなかったのかこの映画斎藤淳容疑者は完成させられなかったようですね。助成金ももらっていたということですから完成させたら上映することはできたでしょうに・・・
一緒に制作した仲間からは責められて斎藤淳容疑者は挫折をして引きこもってしまったというところでしょうか。
斎藤淳の制作した他の映画や助成金が出たコンペについて調査!
斎藤淳容疑者の他の映画についてはブログに以下のような記述がありました。
■監督:斉藤淳 大阪芸術大学卒
https://co2kikaku3.exblog.jp/page/2/
『手紙』2005 16mm 16min
仙台短編映画祭2005「新しい才能プログラム」上映
TIROL Short Film Contest審査員特別賞
第3回シネアスト・オーガニゼーション ・大阪エキシビジョンオープンコンペ部門最優秀賞
おそらく2005年に16ミリフィルムでとった短編映画「手紙」が評価されてコンペで最終優秀賞をとって助成金を得て映画を撮ったのでしょうね。
しかしシネアスト・オーガニゼーション ・大阪エキシビジョンオープンコンペのホームページを見てみても斎藤淳監督の名前はありませんでした。
2007年の第3回でオープンコンペ部門で賞を撮ったので、2008年の第4回フィルム・エキシビジョンin OSAKAに作品を出す助成金が出たのではないかと思います。
なるほど第4回フィルム・エキシビジョンin OSAKAは2008年3月3日~3月5日にかけて大阪梅田HEP HALLで行われていますが助成作品が毎年5作品にもかかわらずこの年だけ4作品しかでていません。
斎藤淳容疑者が完成させられなかったので穴が空いてしまったのではないでしょうか。

ちなみにこのコンペはCO2(シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビジョン)といい、横浜聡子さんや石井裕也さんなどのすごい新人監督を発掘してきたそうです。
横浜聡子さんは第3回CO2に「ジャーマン+雨」を出して大阪市長賞を受賞。松山ケンイチ主演の映画「ウルトラミラクルラブストーリー」やテレビドラマで活躍。
石井裕也さんは満島ひかりさん主演の「川の底からこんにちは」で数々の賞を受賞して満島ひかりさんと結婚をして離婚をしています。
斎藤淳容疑者の映画は完成させられなかったのでしょうが才能もあったのでしょうから、もし完成させら殺人にいたるようなことにはならなかったかもしれませんし、今頃は映画業界で頑張って夢を叶えていたのかもしれませんね。
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