今回はバス置き去りで死亡事故を出した静岡県牧之原市の川崎幼稚園の副園長について取り上げます。
2022年9月5日に3歳の河本千奈ちゃんが幼稚園の園バスで登園に降車できず、車内で5時間閉じ込められて熱射病で死亡しました。
この件川崎幼稚園の確認ミスが重なったことが原因のようです。
とにかく一方的に幼稚園が悪いのですが、2022年9月7日の会見ではバスを運転していた園長の増田立義氏も副園長の杉本智子氏も、笑ったりする反省のない態度や、何を言っているかわからない内容で大顰蹙を買ってしまいました。
もうちょっと誠意を持って会見をすればまだましなのに、他人事で言い逃ればかりの内容に皆腹立たしい気持ちを持ったようです。
そんな副園長と園長には関係があるのでしょうか?親子ではないかという話もあるようですがどうなのでしょうか?
川崎幼稚園の副園長と園長の関係や、経営が家族経営でいい加減だったのではないかという点について取り上げてみたいと思います。
川崎幼稚園の副園長と園長との関係は親子?
川崎幼稚園の副園長と園長は親子なのでしょうか?

Googleで「川崎幼稚園 副園長」と検索すると川崎幼稚園副園長は娘と出てきました。
どういうことなのか考えてみましたが、川崎幼稚園の園長の娘が副園長の杉本智子氏であるということかなと思います。
しかし川崎幼稚園の園長の娘が副園長であるという情報はどこにもなかったので、皆がそうではないかなと思っただけのデマではないかと思います。
- 幼稚園は家族経営が多い
ことから類推されたのでしょう。
しかし園長の増田立義氏の年齡が73歳で副園長の杉本智子氏の年齡が58歳ということですので、娘だとすると園長の15歳のときの子どもとなりちょっと無理があります。
もしかすると親類なのかもしれませんが園長の娘が副園長ということはないと思いました。
川崎幼稚園は家族経営でワンマンで儲け主義なのか調査!
しかし川崎幼稚園はある程度、家族経営であるというのは当たっているようです。私立の幼稚園や保育園って家族経営が多いようですね。
川崎幼稚園は学校法人榛原学園が経営し他にも複数の保育園を経営していました。
そしておそらく同じ苗字なので増田立義氏の息子の増田多朗氏も理事長となり経営に参加、隣町の掛川市に「千羽すぴか保育園」という新しい保育園を立てたばかりでした。
川崎幼稚園の系列の幼稚園については以下の記事にまとめているのでご参照ください。
家族経営の幼稚園というのは以下のような幼稚園です。
- 園長、副園長、主任保育士が家族
- 本園の園長と分園の園長が家族
- 園の設置者である法人の理事長と園長が家族
こういうのが家族経営の幼稚園です。
この場合幼稚園の指揮系統が家族で独占されているので悪いところがあっても指摘したり改善されることがなく、園長らの独断で進むことが多いですね。
また幼稚園の先生たちが現場での問題点を意見をしても反映されにくいという問題があります。
本来なら73歳という高齢の園長がバスを運転したり、子どものことをよく知らないのに経営的な観点から判断していくのも問題です。
今回のバス置き去り事故についても、
- シルバー人材センターからバスの補助員を雇っていた。
- アプリを導入しても使いこなせてなかった。
- 誰一人ちゃんとチェックしていなかった。
経営的にはいろいろ大変なのかもしれませんが、幼稚園が儲け主義で人件費をケチったりしたことが問題だったのかもしれません。
増田立義園長自身も二代目で、父親から川崎幼稚園を継いだということで経営者としてはやり手で他の保育園も経営するなど手広くやっていたということです。
しかし会見では亡くなった「ちなちゃん」のことも何一つ覚えていない様子から、幼稚園の子どもとは関わりを持っていなかったし、幼児教育についても教育全般についても大した知識もない人のように思えます。
家族経営の幼稚園がすべて悪いわけではないですが、どうしてもずさんなところがあり今回なような事件につながるのではないかと思わされました。
川崎幼稚園の家族経営に関する世間の意見
川崎幼稚園の家族経営や園長が二代目で世襲のボンボンであったことに対する世間の批判的な意見が多くみまれましたのでまとめてみました。
家族経営の幼稚園は
- 先生たちの離職率が高くて若い先生が多い
- 園長や副園長などが辞めさせられないため独善的でクレームが出ても改善されない
- 見栄えの良い事ばかりにこだわり保育や教育の本質からはずれがち
- キャラものが多い
という特徴が合わない人には合わないようです。アットホームでいいところもあるんでしょうけどね。
今回の川崎幼稚園のバス置き去り事件から家族経営の幼稚園について考えてみました。
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