今回は安倍元首相の国葬について取り上げます。
国葬は9月27日に決まりそうですが、反対意見も多いようです。
税金から費用が出ることに関して反対している方も多いようですが、いったいどのくらい費用がかかるのでしょうか。
その内訳はどうなっているのでしょうか?
国葬にかかる費用について調べてみました。
安倍元首相の国葬が9月27日に決定!
2022年7月8日に狙撃されて死去した安倍晋三元首相の国葬が2022年の9月27日に日本武道館で開催される方向で検討されていることが明らかになりました。
安倍元首相の国葬に関しては賛否両論。ネット上でも国葬をして欲しいという声と国葬に反対という声の両方が出ていました。
首相経験者の国葬は1967年の吉田茂元首相の国葬以来だそうです。
反対派が出してくるのは国葬だと費用が全て税金で出されるからということですが、いったい国葬っていくらかかるのでしょうか?
費用や内訳はいったいどうなっているのでしょうか?
また全て税金で賄われるということですが、普通の葬式だと香典を持っていくわけですから安倍氏の葬儀に参列する人が各自で香典のような寄付を持っていくというわけにはいかないでしょうかね?
国葬の費用の問題について調べてみました。
安倍氏の国葬の費用はいくらかかる?内訳について調査!
まず安倍氏の国葬の費用について調べてみましたが約2億円から3億円かかるのではないかと思います。
なぜなら令和2年に行われた中曽根康弘元首相の「内閣・自民党合同葬」の場合の必要経費が1億9千万円だったからです。
その時に政府から9643万円の支出があるということで野党から疑問の声が出て揉めていましたが、結局行われました。
中曽根康弘元首相は引退されて102歳で亡くなられたわけですが、安倍氏の場合はまだ現役ですし、今回のように暗殺で倒れたわけですし、また国外から参列する政治家ら要人も多くなりそうなので、中曽根康弘氏よりは費用がかかると予想されます。
費用の内訳を過去の国葬や国民葬からざっくり見積もってみました。
- 準備費用(印刷、通信、会議)⇛1,000万円
- 警備 1億円
- 救護 2,000万円
- その他人件費 2,000万円
- 音響、映像、照明 5,000万円
- 武道館借り上げ経費 300万円
- 飾り付け経費 3,000万円
- 予備費 1,700万円
合計2億5,000万円
上記は吉田茂氏や中曽根康弘氏の葬儀の費用を元に私が勝手に試算してみた費用です。
実際はだいぶ違うかもしれませんが・・・
意外と安いのが会場費で武道館は国家行事ならば1日300万円だそうです。
中曽根康弘氏の場合はホテルを使用したので会場費が5000万円くらいかかっているので、その分費用があがりました。
国葬=国家行事とした方が中途半端にするよりも安上がりになるかもしれませんね。
安倍氏の国葬の費用は税金!国葬にする方が安上がりでメリットがある!
安倍氏の国葬に反対する意見で多いのは費用が国民の税金から全額出るからということです。
一人当たり2円ぐらい出すことになりますね。
上記のような意見があり億単位の費用が税金から支払われるならもっと使い道があるだろうという意見です。
しかし個人的には2億円や3億円ぐらい安倍氏の国葬に出してもいいのではと思ってしまいますね。
また国葬にするには明らかなメリットがあるとも言われています。それは外交面のメリットです。
安倍氏の国葬となると各国の要人が自費で大集結してくれます。
要人がバラバラに来られると時間も費用も警備の手間もかかりますが、まとめて来てくれることで首相らが面会できる機会が安上がりにできるので、外交的にはとてもメリットがあるようです。
したがって中途半端な葬儀にせずに国葬とした方が結果的には安上がりになるのではないでしょうか。
また要人やお付きの人たちは東京で宿泊しなければなりませんし国外のマスコミなども集まりますので、経済効果は2億や3億以上ありますよね。
せっかくですから安倍氏の葬儀も国のために利用させてもらった方が良いのではないでしょうか。
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