長野県の小さな町小布施町役場で、自殺者が相次いでいるという記事が週刊文春に出ていました。
小布施町は北斎が最後に住んでいた町ということと栗のお菓子で有名になり、観光で成功した町だそうです。
のんびりした良さそうなところですが、役場の職員が2年で3人も自殺しているということ。
たまたまなのかもしれませんが、なんだか闇がありそうな気もします。
小布施町で自殺者が相次いだ件の原因を調べてみました。
小布施町役場で2年で3人が自殺!【文春砲】
2022年5月4日の文春オンラインに以下のような記事が出ていて「なに!」と驚きまいsた。
「主人が帰ってこない」…2年で3人が自殺 長野“職員100人の町”で何が起きているのか
なんでも長野県の小さい町の「小布施町」で100人にも満たない職員の役場で、2年間で3人が自殺したということです。
他と比較したわけではないですが確かに多すぎるような気がしますね。たまたまなのかもしれません。
それを言えば三浦春馬さんや竹内結子さんが自殺をしたので、映画「コンフィデンスマンJP」なんて10人くらいの出演俳優の中で自殺が相次いだので、もっとやばいような気もするので、この役場が悪いわけでもないかもしれませんが・・・
しかしコロナ禍で自殺が増えているという話もありますが、自殺された方は公務員で、コロナで急に事業が傾いたとか倒産したとかいうわけでもないので、どういう理由で自殺が相次いだのでしょうか。
やはり役場がブラックとかパワハラなのかなあと思って読んでみました。
しかし文春オンラインの記事を読んでもいまいち何が原因かははっきり書かれてないんですよね。
亡くなったのは以下の3名
- 産業新興課長A氏 51歳(2020年5月1日死去)
- 健康福祉課職員B氏 47歳(2021年2月12日死去)
- 教育委員会男性職員C氏 35歳(2022年1月19日死去)
ということです。
しかし記事を読むとそれぞれ原因かなと思われる点は微妙にずれいますが、そもそも小布施町役場自体がヤバそうな気もしました。
実は役場では今も休職者や退職者が相次いでいる。
「教育委員会のCさんの後任職員が療養休暇を取った。Cさんの机に座っているのが辛そうだったといいます。美術館職員も人間関係に悩み療養休暇中。Aさんの元部下の係長職は3月に教育委員会への異動の内示が出ると、すぐに退職を願い出た。上層部が職員を気に掛けているとは思えず、皆、心身ともにボロボロです」(前出・ベテラン職員)
文春オンライン
どうやら自殺した人の個人的な問題や個別のパワハラではなく、役場には休職者や退職者が続出しているということです。
いったい小布施町役場に何があったのでしょうか。
小布施町役場の自殺3人の原因は何?ブラックやパワハラなのか真相に迫る!
小布施町役場の自殺者が3人も出た原因は何か役場自体のブラック体質やパワハラする人が多いからなのでしょうか。
記事から見ていくと、まず産業振興課長A氏の場合は
- 台風の氾濫で畑に流れ込んだ土砂の排土対応に追われていた
- コロナ禍の商店などへの対応も担っていた
- 最近体調が悪いと言っていた
- 以前は「観光カリスマ」にも選定された市村前町長に気に入られていたと思っていたが、自分が有力視された重要ポストに東大卒の30代新任を町長が抜擢したので絶望した
- 市村前町長が仕事を大量の仕事を押し付け
という具合で、A氏は仕事が多忙すぎてうつ状態だったのかもしれませんね。
市村前町長のせいのように読み取れましたが、恫喝されたりパワハラがあったわけではありません。
ただし仕事が多すぎてフォローが少なくてブラックだったようです。
続いて健康福祉課に勤務するB氏の場合は
- 町長は桜井町長に交代
- 元々心身の状態が悪く、長期療養していた
ということで、自殺の理由はもともと病気だったのかもしれません。町長が交代した時期に近いようですが因果関係はよくわかりません。
また自殺ではありませんが50代の女性職員がB氏の自殺の翌々日に心不全で亡くなったということです。
- また心不全で財務課の女性職員(50代)が亡くなる
- 突然死?
- 亡くなる前に上司と怒鳴りあい
- 上司と折り合いが悪い
ストレスで心不全を起こしたのか?
それとも、うがった見方ですがもしかして自殺したのを表向きは心不全ということもあるかもしれません。
教育委員会のC氏の場合
- 前年4月まで在籍した税務会計係で多忙を極めていた
- 長期休養をとり移動後も朝起きられない
- 仕事をもっとグループでやればいいのにと漏らした
- C氏の教育長の態度が冷たい
- 教育長の勤務態度は疑問だが、本業は別にあるという
などなどが記事にかかれていました。
A氏、B氏、C氏とも自殺に至った話はバラバラなので今一つ全体像が見えてきません。
ただし言えることは
- 小布施町役場が忙しすぎる
- 一人のしごと量が多すぎて病気になる
- 病気になるまでやめられない
ということでしょうか。
それで小布施町役場がなぜ忙しすぎるかということを調べてみましたが単純に役場の職員数が他と比較して少なすぎるように思えます。
同じくらいの人口の町と単純比較してみると
- 兵庫県神河町 (人口10,767人)職員数122人
- 長野県木曽町(人口10,349人)職員数167人
- 山梨県身延町(人口10595人) 職員数177人
- 北海道上富良野町(人口10,188人)職員数194人
小布施町の職員数はだいぶ少ないような気もします。
病気で休む人が出ると、どんどん仕事が少ない人に振られていって大変になっていくのではないでしょうか。
しかし自分が休むと他の人が更に忙しくなると思って休めず、手も抜けずどんどんしんどくなっていくと思います。
小布施町は観光でも成功していて北斎館など12にの美術館・博物館もあるそうですし、立派な図書館もあるようですので、いろいろ町役場は他の田舎の町よりも忙しいと推測されます。
ソニー出身で和菓子点「小布施堂」を経営して小布施町を観光地として有名にして観光カリスマに入っている市村前町長などの方針かもしれませんが、人件費にかける予算を増やし、職員数を増やしていかないといけないのかもしれませんね。
小布施町役場の「おぶせくりちゃん」不祥事などがヤバい!
小布施町について調べていると昨年の「おぶせくりちゃん」の不祥事という事件も知りました。
小布施町の「おぶせくりちゃん」という栗を形どったゆるキャラのTwitterで新型コロナに対するやばいツイートたあったということです。
中の人の小布施町職員がツイートしてたということ。
公式サイトに掲載された「お詫びと見解」では、まず、「町の公式キャラクターである『おぶせくりちゃん』のTwitterアカウントにて発信されていたツイートの内容の一部に、新型コロナウイルス感染症への直接的な言及はないものの、『ただの風邪』『人間は不要不急でできている』など、町の新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けた取り組みに対して誤解を招く内容やリツイートが継続的に行われていたことがわかりました」と状況を説明。
エキサイトニュース
現在「おぶせくりちゃん」のアカウントは消えてしまいました。
おぶせくりちゃんのゆるキャラ自体がお土産店売ってないので抹殺されたという情報も。
おぶせくりちゃんのツイッターの件では賛否両論でしたが、やはり役場のゆるキャラを使ってやることではないと思いますね。
そんなことがあったので、小布施町役場の中はガタガタして不穏な空気だったのかもしれませんね。
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