2022年4月23日に起こった知床の観光船の事故。乗員乗客26人が遭難した大惨事になっています。
だんだんと観光船の運営会社の社長の利益優先のやり方が事故を引き起こしたのではないかと問題視されてきています。
さてその社長の父親が実質的なオーナーではないかとわかってきました。
観光船の会社社長の父親はさらに神社の宮司でもあるということでした。
いろいろ手広くやっていますね。
会社社長の父親が宮司を務める神社について調べてみました。
【知床観光船事故】社長の父親(桂田鉄三)が「今年から高い保険に入っていたら良かった」ともらす
2022年4月23日に起こった知床の観光船「KAZUⅠ」の事故が連日報道されています。
現在のところ乗客乗員26人中、11名の死亡が確認されています。
また次々と出てくるのは、観光船の社長が利益を上げるために、ベテラン船長たちをクビにして新人の船長たちを働かせていたことや、安全よりも利益優先で天候が悪くても船を出す指示をしていたこと、事故による船の修理やメンテナンスにも問題がありそうなことなどが指摘されています。
事故は起こるべくして起こったのではないかと社長を非難する声が続々出ています。
そんな中、社長の父親の驚くべき発言がデイリー新潮で報じられて注目されています。
「たまたま、今年から掛け金が高い保険に入っていてよかった。それにしても、船長がなぁ。海の状況に合わせて操縦する技術もないんだから」
デイリー新潮
本当なら、これは相当ひどい話しですよね!
週刊誌なのでデマの可能性も高いですので全て真に受けるわけにもいかないでしょうが・・・
社長が社長なら父親も父親!!船長も犠牲になっているのになんとも思っていないんでしょうか!
社長の父親はいったいどんな人なのでしょうか?
以下が事故を起こした知床遊覧船KAZUⅠの社長、桂田精一氏の父親の桂田鉄三氏の簡単なプロフィールです。
桂田家はウトロで「桂田商店」という食品や米、ガス、雑貨などを扱う会社で名士だったそうです。
桂田鉄三氏はその後旅館業を中心に手広く商売をしてきたということです。
桂田鉄三氏は2003年から2019年の長きにわたって町議会議員をされていました。
しかし2019年には落選しています。
もうお年も80をだいぶ超えてるので議員もしんどいと判断されてのではないでしょうか。
桂田鉄三氏は現在も遠音別神社の宮司をされているのでしょうか?
遠音別神社がどこなのか、なぜ宮司になったのかなどについて調べてみました。
【知床観光船事故】社長の父親(桂田鉄三)が宮司をする神社はどこ?
桂田鉄三氏が宮司をする神社は遠音別神社(おねんべつじんじゃ)です。
遠音別神社は海上航海の安全を祈願する住吉大社を主祭神とする神社です。
ひっそりとした神社でとても神秘的な場所だと行かれた人は皆書かれていました。
毎年6月15日ごろに遠音別神社のお祭り&大漁祈願祭があるということです。
そして踊り山と相撲大会があるということです。
お祭り以外の普段は常駐している人はおらず、ひっそりとしている神社です。
宮司である桂田鉄三氏も神社には行事や用事の時にしかいかないようですね。
【知床観光船事故】社長の父親(桂田鉄三)が宮司になった理由とは?
どうやら桂田鉄三氏は最初から遠音別神社の宮司だったわけではないようです。
遠音別神社には決まった宮司がおらず、無人の神社であり、必要な時に近隣から神職を呼んできていたということです。
それを桂田鉄三氏が宮司の資格をとり遠音別神社の宮司になったという経緯だそうです。
宮司というのはその神社の神主代表職です。
日本には神社が8万ほどあり、宮司さんは1万人しかいないので常駐している宮司がいない神社は多数あるようです。
神主の資格は神道科のある國學院大學神道文化部または皇學館大学神道学科を卒業するか、全国に6箇所ある神職養成所の2年過程を終了するか、通信教育の2年過程を修了するか、階位検定講習会を受講後、階位検定試験受験して認定を受けるかです。
桂田鉄三氏がどのような過程で宮司になったのかわかりませんが、神社の家系でなくて年をとってから神職資格を得るのはそう簡単ではないと思います。
しかし海上の安全を祈願する神社の宮司の関係の船がこのような大事故にあってしまうというのは、皮肉なものです。
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