2022年4月19日、神戸市水道局の職員が難病で障がいを持つ同僚にひどい暴言や飲み会で火傷を負わせるなどのことが明るみにでて処分されました。
そもそもは外部からきたマナー講師の前でセクハラ発言をしたということが問題になったことから、調査委員会ができて、職場のセクハラ発言を調べているうちに、難病の同僚へのいじめやパワハラが明らかになったということです。
いったいこの処分された職員って誰なのでしょうか?
停職3日って軽いようなことなのですが、いったいどんなパワハラがあったのでしょうか?
気になったので調べてみました。
神戸市水道局の職員が同僚への暴言やセクハラ発言で処分!ニュースの気になる部分をチェック!
2022年4月19日、神戸市水道局の40代から50代の職員3人がパワハラ暴言などで懲戒処分されたというニュースが入ってきました。
また上司2名も懲戒処分にされたということです。
3人は去年4月以降、難病により身体障害がある男性職員(50代)の口ぶりをまねたり、「はげ」や「ポンコツ」などと暴言を吐いたりしたほか、居酒屋で鍋に入ったくずきりを首筋に落とし、やけどを負わせたということです。
引用元
つまり身体障がいがある男性職員をいじめたということですね。まるで中学生のいじめみたい!
40代から50代の公務員ということで立派な大人がなんでそんなしょうもないことをしたのでしょうか。
しかし、そもそも身体障がいがある男性職員に対するパワハラが発覚したのは、外部からきた女性マナー講師に対して研修中に性的な話をしたので女性が訴えたことが発端だそうです。

外部の女性講師グッジョブ!なのか~
マナー研修中にいやらしい話をわざわざするというところからも品性が下品な人たちなんでしょう。
マナー講師に訴えられて調べてみると身体障がいのある男性職員をいじめていたことが発覚したわけですね。
マナー講師の前でもセクハラ発言をするくらいですから、常日頃からセクハラやパワハラは当然の人たちだったのかもしれません。今まで誰も注意できなかったのかもしれませんね。
ホント職場にこんな人たちがいたら女性や立場の弱い職員は嫌で仕方がなかったのではないでしょうか。
いったいこのパワハラ暴言やセクハラ発言の神戸市水道局の職員はいったい誰なのでしょうか?
気になったので調べてみました。
神戸市水道局のパワハラ職員は誰?実名や顔画像を調査!
神戸市水道局のパワハラ職員は誰なのか調べてみました。
やはり個人名や顔画像は特定されていませんでした。
しかし第三者委員会の報告書を詳しく読むと何があったのか、誰が何をしたのか非常によくわかりましたので説明します。
まず、神戸市水道局のホームページを見ると水道局からのお知らせとして神戸市水道局第三者調査委員会についてという項目がありました。
こちらに今回の神戸市水道局のパワハラ暴言などについての調査報告書のリンクがありました。
これが106ページにも渡る調査報告書で、今回の一件についての顛末が事細かに書かれています。

全部読むとかなり時間がかかりますので、今回のパワハラ職員に該当する要点だけ調査書を参考に説明します。(興味がある方はなかなか興味深いので全文読んでみてください。ちんこが真面目な文章に連発されていてコントみたいです)
まず問題が起こった水道局の部署は
だということです。
ただしこの一件のあと組織改革が行われて今は違う部署になっているということです。
調査書では名前がふせられて、a、b、cなどアルファベットになっていました。
問題の人物たちを整理すると
a:被害者
- 難病を発症、障がい者手帳3級交付→2級になる
- 難病の症状で、禿頭、認知機能の低下、睡眠時無呼吸症候群、呼吸不全
- 難病で仕事ができないからと退職願を提出したが、仲間たちがフォローするから大丈夫と説得されて退職願を取り下げた
d:
- マナー講師が指導にきている前で「マッサージ店での性的なサービス」について性器の俗語を出して私語をしてセクハラ案件と報告される(事の発端を作った人)
- マナー講師には聞こえてないと思っていた
- aを「はげ」と呼ぶ
- aの頭頂部を男性器になぞらえた呼称で呼ぶ
- aをぽんこつと言う
e:
- マナー講師の前でdから卑猥な話を話しかけられた人
- マナー講師の前での性器について卑猥な私語に参加
- dよりは年上
- aの口真似をしてからかう
- aを「はげ」などと煩雑に呼ぶ
- aの頭頂部を男性器になぞらえた呼称で呼ぶ
- aをぽんこつと言う
- aに「どうせ死ぬんやから保険金がわしにくるようにしとんか」などという。
- aに「死ね」などのきつい表現で叱咤
f:
- aの口真似をしてからかう、口真似が上手
g:
- aの口真似をしてからかう
- aを「はげ」などと煩雑に呼ぶ
- aをぽんこつと言う
- aに「仕事ができないくせに」「運転くらいせい」などと叱咤や揶揄を繰り返す(aは医者から運転が止められている)
- aが自席で居眠りしていることをきつい言い方で注意
- 飲み会中で熱いくずきりをaの背後に落として火傷さす
- 抗議したa対して「ダチョウ倶楽部は我慢してるんやから我慢せんかい」と謝罪なし!
h:
- aの机にバインダーを投げつける(aが病気休暇を伝えてなかったことに立腹して)
- aが自席で居眠りしていることをきつい言い方で注意
ということで、被害者のaへのパワハラが指摘されていたのは、d、e、f、g、hの5人でした。
3名されているので、この中でパワハラ度合いが多そうな、d、e、gの3人が処分されたのではないかなあと思います。
キャラ的には、dはセクハラ発言が多い男性で、eは「死ね」など暴言が多く「ブラックジョーク」を勘違いしている男性、gは日頃から暴力的で飲んだらやらかしてしまう男のようですね。
神戸市水道局のパワハラ職員への処分が軽すぎないか!世間の声
パワハラ職員3名に対する処分は3日から5日の停職処分だそうです。
市は19日付けで職員3人を3日から5日の停職処分とし、上司2人も停職処分としました。
引用元
このニュースだけ聞くとパワハラをした職員への処分が軽すぎる!と思いました。
世間でもそんな声が多いようですね。
しかし調査書を読むと、どうかなあ・・・
普段から水道局は私語が多くて、わりと固定メンバーで馴れ合いになっていたということですね。
被害者の人は訴えたわけではなく、病気で仕事ができなくて申し訳なく思っているところで、変に気をつかったりせずに、仲間として冗談など言い合う仲で接してくれていると思っていたようです。
被害者の難病の男性は、退職を考えていたのに、仲間が辞めなくてもいいよとフォローしてくれるのでありがたいと思っていたのでしょう。
被害者から嘆願書がでたということで、被害者男性はそこまで嫌な思いをしたわけではないということでしょう。
しかし病気の人に対して暴言や火傷を負わせるなどというのも許されないですね。
そもそもパワハラや暴言やセクハラが全くない職場にしていかなければならないと思います。
しかし、結果として誰も言いたいことも言えない、冗談も口にできないというのでは、全く人間関係ができないような気もするのですが。
神戸市水道局のパワハラの関連記事
神戸市水道局のパワハラが気になった方にはこちらの記事もおすすめです。
よかったら読んでみてください。
コメント