2022年4月18日牛丼チェーンの「吉野家」の常務取締役企画本部長の伊東正明氏が早稲田大学の講義で不適切な発言をしたと謝罪されました。
「生娘をシャブ漬け」にするというような発言があって、講義に出ていた方から抗議があったということです。
これだけ聞くとトンデモナイ常務だと思いますね。
ただ下品な人で自分では面白いことを言っていると勘違いしているだけのような気がしますが。
いったいこの伊東正明氏はどのような経歴で吉野家で偉くなった人なのでしょうか?
気になったので調べてみました。
吉野家常務が早稲田大学の社会人向け講義で不適切発言!講義内容がヤバすぎる!
牛丼チェーンの吉野家が2022年4月18日に、常務取締役の伊東正明氏が社外で開かれた社会人向け講座で不適切な発言をしたと謝罪しました。

https://www.yoshinoya.com/wp-content/uploads/2022/04/18153702/news202204183.pdf
問題の社会人向け講座は早稲田大学の社会人向け「デジタル時代の総合マーケティング講座」だそうです。
伊東正明氏の講座に出た方がFacebookに怒りの投稿をしたことが炎上につながったということです。
どういう講義だったのか要点を整理すると
- 講義で性差別・人権侵害発言を連発
- 若い女性を狙ったマーケティング施策を「生娘をシャブ漬け戦略」と笑いながら何度も発言
- 「田舎から出てきた右も左も分からない若い女の子を無垢・生娘な内に牛丼中毒にする。男に高い飯を奢って貰えるようになれば、絶対に食べない」などと発言
- 「不適切な言い回しで不愉快な思いをされた方がいたら申し訳ないんですが」と前置きしていたが、前置きしたら何を言ってもいいのかと投稿女性は怒り
調べてみるとと確かに講座はありました。
著名な講師陣が次々出てくる講義で、伊東正明氏は「デジタル時代のマーケティング計画策定」という台で講義をしをしていたようです。
講義は4月16日(土)の一回目の講義だったようですね。
4月16日から7月30日までで40名程度の参加者です。
ワークショップとPBL科目が32時間、合計80時間で参加費は385,000円となかなか高額です。
しかし大学での講義内容ですから吉野家が謝罪するのもどうかな~と思いますね。
問題があるなら大学側が謝罪するべきだと思いますが、大学での講義の内容までSNSで上げられて糾弾されるという風潮も学問とか大学のあり方を問われる話かなあと思いますね。
まあしかし内容が下品なのは確かです。いったいこの伊東正明氏というのはどういう人なのでしょうか?
吉野家常務の伊東正明の経歴や大学は?
伊東正明氏は浪人をして補欠で慶應義塾大学商学部に入学したということです。
正確な生年月日はわかりませんが1996年に就職したということですから、一浪だったら23歳。
1973年生まれの48歳ぐらいではないでしょうか。
伊東正明氏は1996年にP&Gに入社し、「ジョイ」や「アリエール」などのブランド再生や、「ファブリーズ」などのブランドを手掛けた後グローバルのマーケティング責任者をアメリカやスイスで担当。
ヴァイスプレジデントとしてアジアパシフィックのホームケア、オーラルケア事業責任者、e-business責任者を歴任しています。
なかなか凄い功績がある人ですね。
2018年に伊東正明氏はP&Gを退社して独立。
伊東正明氏は入社20年目くらいで45歳の時に吉野家の社長にヘッドハンターを通じて声をかけてもらったということです。
その後、ビジネスコンサルタントや吉野家の常務取締役を努めています。
吉野家ではライザップとのコラボメニュー「ライザップ牛サラダ」や「超特盛」などのヒットを手掛けてマーケティングの改革を実行されました。
2019年度の吉野家を中間決算を赤字から黒字に導くなど業績を向上させたということです。
いろんなビジネスについての講演会や「伊藤塾」っていうビジネスセミナーみたいなのをやっていらっしゃるのでめちゃくちゃ切れ者なのでしょうね。
伊東正明氏は高校時代に落語研究会に所属していたということなので、なんか面白いことを言って受けようという気持ちが強すぎたのかもしれませんね。
吉野家常務伊東正明の発言に対する世間の反応は?
吉野家の常務の伊東正明氏に対する世間の声をチェックしてみました。
発言が「気持ち悪い」「吉野家に行きたくない」など否定的な意見が多かったですね。
あまり擁護する発言はありませんでした。
吉野家で業績を上げたということで、伊東正明氏はとてもビジネスの世界では有名な方のようです。
頭もよくて仕事はうまくいくので、ちょっと調子に乗りすぎだったのではないかと思いました。
実績があるのでどんな話をしても、皆、感心して聞いていたのではないでしょうか。
伊東正明氏の話を聞きに来る方はやはり男性が多いので、そういう下品なたとえ話をした方がインパクトがあって受けるということなのでしょうね。
しかし世の中は変わってきてしまい、下品な言い方や人間の本音などをぶっちゃけるのはだんだん嫌われる傾向になってきたということです。
吉野家常務の伊東正明の関連記事
吉野家常務の伊東正明氏が気になった方にはこちらの記事もおすすめです。
よかったら読んでみてください。
コメント