イラストを描いてオリジナルグッズを販売しているnagoさんという人を知っていますか?
先日のコレコレさんのYouTubeでnagoさんのイラストが写真のトレースということで問題になり炎上していうことがわかりました。購入している人が怒って詐欺罪訴えると言っています。
nagoさんはどうやら自分のしていることがトレースで著作権侵害をしていることもわかっていないようです。
いったいこのnagoさん何者でどういう経歴の人なのでしょうか?
絵師nagoのトレース疑惑がコレコレ放送で話題!
先日YouTubeでコレコレさんの放送を聞いていて、絵師のnagoさんのトレース問題を知りました。
2022年1月19日のコレコレさんの放送で、nagoさんから商品を買ったという方が話をされ、返金を求めているということでした。
nagoさんという方はTikTokやインスタグラムで有名で自分のオリジナルイラストを商品化して販売している人だそうです。
この男性は絵の仕事をしている奥さんにプレゼントしようとnagoさんのグッズを購入したそうです。
しかしプレゼントした奥さんからnagoさんは、絵をトレースしているということで最近問題になっていると聞き男性はショックを受けたということです。
nagoさんに返金を求めますが、nagoさんはコメント欄を閉じて現在逃亡中ということでした。
さらに2022年1月22日のコレコレさんの放送にも男性は再登場し、弁護士と相談して詐欺罪でnagoさんを告発するといい、法律的には弁護士もアウトだという確信を持ってきていらっしゃいました。
さてこの問題のnagoさんという方は何者なのでしょうか?どういう経歴でトレースってどういうことなのか気になったので調べてみました。
絵師nago(なご)って何者?経歴を調査!
nagoさんという人はTikTokやYouTubeで活躍している女性です。
YouTube動画を見てみましたが
- 顔出ししている
- チャンネル登録者数2.15万人
- 自分でイラストを描いてつくったグッズを売っている
- 彼氏がフランス人で同棲中
- 「なごの矯正日記」として歯並びの悪い状態から、きれいな歯並びになるまでを見せている
- 英語がペラペラで英語で話す動画や英語学習法などを教えている
- フランス語も挑戦中
ということです。
最初にYouTubeで投稿し始めたのは矯正日記のようですね。
イラストに関してはインスタグラムを見ると、最初は趣味的に手書きの水彩画のイラストを描いていたようです。おそらく写真を見ながら手書きで書いたものでしょうが、あまり上手な感じではありません。ご本人も経歴で述べていらっしゃらないので、美大など特別な美術教育は受けていっていないのではないかと思います。
nagoさんは2019年の1月15日のインスタグラムの投稿でイラストのグッズ化を思いつきます。
パン屋さんのパンを布バッグにプリントします。
それからしばらく人物のファッションイラストを手書きで書き続け商品化。
2019年の5月3日に六本木ヒルズのJ-WAVE listeners marketに参加して商品を売り出します。
また2019年の横浜ハンドメイドマルシェなどにも出店。オリジナルグッズを販売しています。
nagoさんはとても行動力があって、怖いもの知らずな女性ですね。どんどん商品化していきます。これらのイラストもトレースっぽいですがここで注意する人はいなかったようですね。ただしまだこの時は手書きの水彩画のようです。
↑のように雲の絵を書いてみたりしたのちに
↑手書きでおそらくアクリル絵の具でアイフォンケースに絵を描いて販売しはじめます。
またTikTokでグッズをつくる課程を投稿。しかしこのあたりは手書きなのでまだ絵が凡庸ですし、正直言って上手ではありません。
しかし2021年の9月ごろにアイパッドを手に入れて絵を描くことを覚えてしまいます。
この時から絵が格段に魅力的になります。しかし要するに魅力的な写真をアイパッドでトレースできるようになったおかげだと言えます。
TikTokの投稿によると2021年9月3日の投稿で、nagoさんは「今年2月からはじめた仕事をやめることになりました」といい、仕事をやめて絵に力をいれていくと宣言されています。
それから現在まで、TikTokの投稿をみるとステッカーなどイラストの量産と商品をどんどん作成されていっています。
センスがあるのでしょうね、イラストをつかった商品はなかなか素敵なもので人気になっていったようです。
絵師nagoがトレース疑惑の反論動画でトレースしてる?トレースとは何かわかってない?
nagoさんがトレース問題で炎上したことに対して、2022年の1月7日TikTokの投稿でご自身で反論されています。しかしそれが「問題のトレースだよ」とツッコミが入りそうなやはりnagoさんは問題をわかってなかったのかという結論にいたりました。
この動画の中でnagoさんは、りんごの絵を描きたい場合はとご自身の絵の書き方を説明しています。
写真をなぞって輪郭線を描くというのがトレースですね。
昔はイラストの上にトレーシングペーパーを置いて写していきました。
イラストを上達させるために、上手な絵や写真をトレースして練習するのはぜんぜんありです。
ただし今回のnagoさんの場合は販売していることが問題です。著作権のある写真をトレースをして、それをオリジナルと言って売るのは著作権の侵害で違法になってしまうからです。
おそらく写真をトレースしたであろうステッカーを600円で売られています。
イラストのトレパク問題は結構面倒くさくてセンシティブな問題のようです。実際ちょっとでも似ていたり部分的にでもトレースしていた場合でもイチャモンをつけられることがあります。今ネットで画像がいくらでも検索できますし、描いた作品が期せずして多くの人の目に入ってしまい、元の絵が特定されるからでしょうね。
しかしnagoさんは堂々と自分の絵の描き方としてトレースしている動画をあげているので、トレース問題や著作権について無知なのだと思いました。
もしもnagoさんが今のように元の写真なしで絵が描けないということでしたら、自分で写真をとってその写真をつかって絵を描かれるならOKだと思います。
↓はnagoさんが自撮り写真をイラストにしたもの。
しかしそれを実際自分で撮った写真でやってみると、絵にして売れる写真とはモデルや衣装や構図などがプロが撮った写真だから魅力的なイラストになり商品化できるということがわかると思います。
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